2日目は絵本作りの現場、大村製本さんへ!
受賞者の皆さんと、小池壮太さんと、総勢24名で製本所見学へ伺いました。
工場に入ると参加者の皆様から「紙のいい匂いがする!」と声が聞こえてきました。
新刊の紙の匂いに包まれているだけで幸せな気持ちになれる気がします。
入口では昨年発売になったtupera tuperaさんの『ともだちしょうかいしようかい』のうちゅうじんがお出迎えしてくださいました。
心遣いがとっても嬉しいですね!
「ピラメラポンキュー♪」
イベントの最初に、本の手作りワークショップを体験させていただきました。
本文となる紙を折り、真ん中をミシンで縫っていきます。
縫っていく作業はベテラン社員さんにおこなっていただきました。
次に本の外側になる和紙でできた表紙を選びました。
今回のために大村製本さんが特別にご用意いただいた和紙の表紙。
彩り鮮やかでどれを選ぶか迷ってしまいます。
続いては、表紙と本文を貼り合わせる作業に。
見返しののり付けは、啓林堂書店郡山店 加川さん、旭屋書店京阪守口店 横山さん、枚方蔦屋書店 中西さんの3名に代表して体験していただきました。
本の手作りワークショップを体験した後は、製本所内を見学させていただきました。
日ごろ手に取っている『本』が作られていく工程を見学させていただけるということで、重厚な様々な機械を皆さん興味深々で食い入るように見つめていました。
重たい紙の束もゲームセンターのエアホッケーのように下から空気が出る機械の上だと楽々動かすことができます。
見学が終わったところで記念撮影です。
私自身も本が出来上がるまでをこんなに間近で見ることが今までありませんでした。
貴重な機会を設けてくださった大村製本のみなさま本当にありがとうございました。
また、作業中に身を乗り出して機械を覗き込み、作業のお邪魔をしてしまっていたら申し訳ございません…。
お客様に実際に『本』を手に取って頂けるようになるまでに、色々な方々のご協力があって成り立っていることを参加者の皆様も改めて深く実感しているようでした。
3回に渡ってお届けしてきた、第8回ブロンズ新社書店大賞レポートもこちらで最後です。
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
(営業部・中村)