2日目は絵本作りの現場、大村製本さんへ、製本所見学へ行きました。
受賞者のみなさん、あべ弘士さん、石井睦美さんと、貸切バスで向かうのは、なんだか大人の遠足のようでワクワクします。
まずは、手製本のワークショップを体験させていただきました。
紙の「目」を確認しながら本文となる紙を折っていき、
真ん中をミシンで縫っていきます。
表紙はくじ引きの順番で選ばせていただくことに。
大村製本さんが特別にご用意いただいた和紙の表紙。1枚1枚全て表情が違っていて、どれも素敵です。
くじで1番を引いたのはあべ弘士さん!
続いては、表紙と本文を貼り合わせる作業に。
見返しののり付けは、表紙を選ぶくじが最後だった方に体験していただきたいという大村製本さんの粋なお心遣いで、
絵本と童話 本の家 続木美和子さん、未来屋書店イオンモール岡崎店 長谷川さん、ブックスノア 今さんの3名に代表して体験していただきました。
手製本のワークショップを体験した後は、いよいよ製本所の見学です。
製本所内には、普段なかなか見ることがないような機械がたくさん。みなさんとても興味津々で、真剣にお話を聞かれていました。
『あかちゃん』『おでこはめえほん』など、ちょっと珍しい形の絵本も大村製本さんで作っていただいています。型抜き絵本の型も見せていただきました。
型抜き絵本の製本の秘密はぜひこちらの動画をご覧ください。
今年10周年を迎える『しごとば』もちょうど製本していただいているところでした!
見学の最後は全員で記念撮影です。
自分で手製本した本をおみやげにいただきます。この本の中はまだ真っ白。何に使おうか、もったいなくて使えないような…と話しながらブロンズ新社へと戻りました。
絵本は特に、判型や本文の仕掛けなども様々…商品にあわせて機械の調整を行ったり、人の手で貼り合わせる作業があったり、人と機械の素晴らしい技術力が合わさって本ができていることを改めて実感しました。
大村製本のみなさま、ご参加いただいたみなさま、ありがとうございました!
3回に渡ってお届けしてきた、第7回ブロンズ新社書店大賞レポートもこちらで最後です。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
(営業部・橋本)