4月9日、スペインのバルセロナで、
五味太郎さんがビッグなワークショップを開き、
ピカソやダリを輩出した街の大人と子どもたちを、あっと驚かせました。
毎年4月の2日間、「Mon Llibre(モン・リブラ/本の世界)」という子ども向けのイベントが、
MACBA(バルセロナ現代美術館/通称マクバ)で開催されます。
4回目にあたる今年の海外招待作家が、五味太郎さん。
じつはこの美術館に、13年前に五味さんと訪れたときには、
広場の壁に、あのキース・ヘリングの作品がペイントされていました。
今は跡形もなく消されてしまっていますが、
まさに「らくがき」の巨匠のワークショップにふさわしい場所です。
広場をすっぽりとビニールシートで養生して下準備。
五味さんが選んだ絵の具が、紙コップに用意され、刷毛と筆も並べられます。
100人以上の子どもたちが一斉に描いていくのは、3×25mの撮影スタジオのバック紙。
青、赤、黒、白、緑、オレンジ、黄のロールをわざわざ日本から運びました。
さあ、いよいよ、巨大キャンバスが広げられました。Vamos Taro!
とくにテーマを指示したわけではないのに、日本のことを描く子どもが多いのです。
身体が反応しはじめると、指を使いたくなるよう。
どんどん、ぐいぐい、描くことはやめられない……2枚目ともなると、こんな状態。
大盛況のワークショップ。
【2】に続きますので、お楽しみに!
(若月)
五味太郎 in Barcelona【2】はこちら → click!
五味太郎 in Barcelona【3】はこちら → click!
Tweet