ブロンズ新社公式ブログ

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しごとば取材。冒険家・角幡唯介さん。

今年で刊行10周年を迎える、鈴木のりたけささんの「しごとば」シリーズ

来年はいよいよ待望の最新刊『やっぱり・しごとば』が刊行になります。

現在、のりたけさんは、取材と原稿づくりの真っ最中。

つくり手のりたけさんも、担当編集のわたしも、確実に10年老いているわけで、

「無理をしない進行」を合言葉に、早め早めの取材を心がけ、快調に進んでいます。

 

さて、昨日は「果たして、本当に会えるのだろうか」と、

取材日程が確定するまでずーっとドキドキしていた、

冒険家で、ノンフィクション作家の角幡唯介さん @kakuhatayusuke さんに、

取材をさせていただきました。

 

太陽の登らない極夜の中を、4ヶ月に渡って探検した角幡さんの冒険記、

『極夜行』のあまりのおもしろさにため息をつき、

「最新刊には、自分で新しい道をきりひらいていく、こんなしごとを、

ぜひとも入れましょう!」と、職業決めの打ち合わせ会議で、

冒険家がラインナップに加わりました。

 

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身をのりだして引き込まれてしまうようなお話が、つぎつぎと。

 

取材の現場で、飛び出した魅力的なおはなしは、

「しごとば」の最新刊をたのしみにしていただくとして、

やはり「自分がやりたいテーマを見つけ、達成している人」というのは、

迫力とオーラに満ち満ちているものですね。

 

角幡さんの、壮大なスケールの冒険のおはなしに、

わたし生活圏なんて、空から見たら、ほんのちっぽけな点くらいなもんだと、

世界がひらけるような、妙に清々しくあかるい気持ちで、帰ってきました。

 

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犬ぞりのトレーニング中の写真を見せていただく

 

鈴木のりたけさんの最新刊『やっぱり・しごとば』、

取材を重ねるごとに、どんどんいいものになっていく手応えを感じます。

これから刊行に向けて、少しずつ、しごとば最新刊絶賛制作中!の熱気を、

お伝えしていこうとおもいます。

 

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角幡唯介さんと、鈴木のりたけさん。ありがとうございました!

 

待望のしごとば最新刊『やっぱり・しごとば』、

みなさま、どうぞたのしみにお待ちくださいね。

 

こちらもいよいよ連載スタート。毎月第4木曜更新です。

第1回目のおしごとは「厩務員」。一体どんなおしごとでしょう?

 

  (編集部・沖本)