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『ぼくのにゃんた』ができるまで その2

鈴木さんが発表している数々の作品の中で、
まず私が心うばわれたのは、ご自身のtwitter上に
数年前から淡々と投稿されていた「猫描き」シリーズ。
なにはなくとも、まあ、まずはご覧ください。


こんなのや…

にゃわん



こんなの。

ニャイパー



こんなのも!

にゃきそば


どうです。この可愛らしさ!
Twitter 上でも話題になっていて、わたしもひとめで即座に悩殺。
発表されていた猫描きは、100猫以上。心拍数が上がりました。


どれも珠玉の猫ばかり…


この可愛い猫たちをなんとか絵本にできないか、と、
早速、台割(絵本のページ構成のメモのようなもの)を、したためました。


これが台割。絵本の設計図です。


興奮して、私の編集キャリア至上、
最速で書き上げた台割ではないでしょうか。
にゃんたの可愛さは一瞬で、編集長から営業部、
アルバイトさんまでみなに伝わり、企画も即座に通りました。


いいものができる時は、こんな風に、
素早くタッタカ物事が決まっていくことが多くないですか?
善は急げ、とはよく言ったもの。
こうして台割を叩き台に、『ぼくのにゃんた』絵本づくりがはじまりました。


(編集部・沖本)