10月7日発売予定の絵本『ぼくのにゃんた』。
絵本ができるまでを、編集担当・沖本が連載します!
週1回の更新予定ですので、どうぞおたのしみに。
ーー
暑いながらも、街はすでに秋の気配。
なんだか今年の夏は、あっけなかったような。
まだ、残暑、あるんですかね・・・
さて、夏の終わりの編集部では、鈴木康広さんの
初の絵本『ぼくのにゃんた』の制作が佳境です。
編集者安らぎの場所、校正室。
鈴木康広さんは、日常の見慣れたものを新鮮な感覚で捉え直す
数多くのユニークな作品を発表している、注目の現代アーティスト。
現代アートというと、「あー、難解なやつね」と思われる方もいるかもしれませんが、
鈴木さんのアートは、何かを発見した時の新鮮な驚きや喜びを、
見る人と共有したいという気持ちが、作品すべてに現れているようで、のびやか。
受け手に過度な緊張を強いず、構えずに素直に飛び込んでいける
アートという感じで、私は水戸芸術館で開催された
鈴木さんの展覧会、それはそれは楽しみました。
東大最先端科学技術研究所にある
鈴木さんのギャラリーには、面白いものがたくさん。
絵本がつくれたら面白いものができそうだな、と
思っていたところ、鈴木さんも絵本というメディアに興味を
持たれていることがわかり、早速お目にかかって
絵本の打ち合わせがはじまりました。
いくつか企画がふくらむ中で、まずはじめにつくりはじめたのが、
ちょっとかわったねこ、にゃんたの本。
刊行も近づいてきましたので、これからその制作過程などを、
少しずつブログでお知らせしていけたらなーと思います。
にゃんたはとても可愛いので、みなさま要注目! ですよ。
どうぞよろしくお願いします。
(編集部・沖本)
ーー
▼発売記念のイベント情報はコチラ!
http://d.hatena.ne.jp/staffroom/20160907/1473210489