夏真っ盛り!な陽気が続いていますね☀️
夏休みに突入したお子さんも多くいらっしゃるのでは?
読書感想文、どうしようかなあなんて考えている子に、ぜひおすすめしたい『新月の子どもたち』(斉藤倫・作/花松あゆみ・画)🌝🌚
ここに描かれているのは、ほかならぬ自分……読む者にそんな深い共感と感動を与える、傑作長篇です✨
全国の書店員さんからも熱い推薦コメントが続々と寄せられています💕
本日ご紹介するのはこちら!
残念ながら、私は感想を書ける言葉を持ちあわせていません。
言葉で言い尽くせない、そしてこの物語を読んでこの想いを現す言葉が見つかりません。
本屋として出会えたことを感謝します。
新月の夜は暗い。 でも、明日から新しい世界が始まるのだ、と思う。これからの人生、新月が来る度、私はこの物語を想う。
「大人になると、きっと全てを忘れてしまう。でも、じぶんのいちぶになった夢は、もう消えることがない。」
そのいちぶを抱えた大人たちへ、このパラレルワールドを届けたい。 大人はすぐに子どものころを忘れて、かなしいふりをしてにげだそうとする。
でも、逃げないよ、もう。レイン、ありがとう。
正直、最初、すごく読み進めるのは怖かった。読んではいけない、とさえ思った。 なぜなのか、わからない。とても怖かった。これは物語、そう言い聞かせて読み進めた。
P114「ファミリーレストランの窓あかりが、バスのそとを走って~」 この時の先生の顔を光らせた光は、私にはトロイガルトの光景。あっちもこっちも怖いんだ。 だって、私は知っているから。ふたつの世界を。
登場人物が全て魅力的で、でもやっぱり、キイ先生にゆずりはに、心を奪われた。 「おれは、しなないよ。もう二度と。そうきめたんだ」その言葉に涙がこぼれた。私もこの言葉を呟く日が来る、きっと。
この物語を待っている子どもたちがいる。私は子どもたちへこの物語を届けたい。
今井書店本店・高村志保さんのお言葉でした!☺️
そして、高村さんには斉藤さんからこんな直筆のお返事が〜💕
高村さん、斉藤さん、ありがとうございました!🌟
新月の子どもたち』
斉藤倫 作/花松あゆみ 画
https://www.bronze.co.jp/books/9784893097071/