6月8日に発売された『新月の子どもたち』(斉藤倫・作/花松あゆみ・絵)。
全国の書店さんからの熱い感想コメントをご紹介する本ブログも14回めとなりました💕
そろそろ夏休みの計画も立てるこの時期、じっくり時間をかけて読書してみようかな、とお考えのお子さんもいらっしゃるのでは?
そんな夏休みの読書のおともに、ぜひおすすめしたいのがこの作品です!
この夏、主人公・令とレイン、ふたりの少年と「ほんとうの自分」を見つける旅に出かけてみてくださいね✨
さて、本日ご紹介するのはこちら!
夢と現実を行ったりきたりする不思議な感覚が、すごくすごくおもしろかったです。
令くん、友行くん、キイ先生、中野さん、リョータくん、香坂くん、みんなみんなやさしくて、だれかのために、だれかを助けるために、動くことができるすてきな人たちばかりなのに、 島田さんが苦手すぎて、出てくるたびに「うわ...また出た...」となってしまって。
本人のどうにもできないことで人を笑うなんて最低だよ、といらいらしてしまうくらい、夢中になって前のめりで読んでいたんだと、ちょっとびっくりしてしまいました。
本の中のみんなのように生きていたら、だれでも大なり小なり夢や問題や悩みごと、苦しみがあって、どれも他人から見たら小さいことだったりするかもしれないけど、本人からしたら大問題で、 だから助けてくれる人と出会えたり、助けたい!と思える人と出会えたり、あきらめたくない! と思えることを見つけられたら、すごくすてきだなあと思いました。
新刊のおすすめでも展開していきたいのと、読書感想文にもおすすめしやすそうかなと思います。
マーラが大すきだったのでもうひとつのエピローグで出てきた時、すごくすごくうれしかったです!
丸善岐阜店の田邉さやかさんからのコメントでした〜〜!
田邉さん、こんなかわいいイラストも添えてくださいました😍
そして、作者斉藤倫さんからは直筆のお返事が〜〜😆
夢中になって、前のめりになって読んでしまう、『新月の子どもたち』!
ぜひぜひお手に取って読んでみてくださいね〜〜💕
田邉さん、斉藤さん、ありがとうございました!🤗
『新月の子どもたち』
斉藤倫 作/花松あゆみ 画
https://www.bronze.co.jp/books/9784893097071/