先日、ブロンズ新社書店大賞の授賞式を開催をとり行いました。
今回から新しく2つの賞が加わり、いつも以上ににぎやかな式となりました。
★入賞店はコチラ→CLICK!
ディスプレイ部門のグランプリを飾ったのは、よしのや本間仙台愛子店さま。
今まで二度準グランプリを受賞され、今回念願の受賞となりました。
発売のずっと前から『あめだま』にご注目いただいたそうで、ディスプレイから思い入れを感じます。
ベストPOP賞に輝いたのは、紀伊國屋書店横浜店さま。
「絵本はこんな読みかたができるのか」と、毎回ハッとさせられるPOPを手がけて下さるのが印象的です。
新しく設立した「ラブレター賞」では、ふだんなかなか伝える機会のない作家さんや作品への想いを綴っていただきます。
今回は「だるまさんシリーズ」とヨシタケシンスケさんへのお手紙を選ばせていただきました。
思いのこもったお手紙に、書店員のみなさんがふだんどんな気持ちで絵本と接していらっしゃるのかを垣間見ました。
新設のパッション部門リスペクト賞は、情熱をもって活動されている書店員さんへの敬意を表彰するための賞です。
当日は営業担当から、書店さまへ日頃の感謝や想いを伝えました。
受賞スピーチでは、40年近く児童書を担当されている高木さまから、書店員のみなさまへのエールを。そして、久美堂小田急店の小川さまは「入社してからひとりで児童書をまかされ、こうして頑張っている姿を見てくれるかたがいるととても嬉しく思います」と涙ながらにお話されました。
同部門のパッション賞では、群馬県高崎市で絵本を広げるべく原画展の開催やイベントの運用など積極的に活動されている「絵本と童話 本の家、NPO時をつむぐ会」さまが受賞。25年前に高崎市で絵本原画展をはじめられたエピソードなど、お話されました。
「ひとりで戦っているような気持ちがあったけれど、これだけ全国に仲間がいるのかと幸せな気持ちになった」とある書店のかたがお話されていたのが印象的で、授賞式のような場を設けることができ、あらためて嬉しく思います。
長年第一線で児童書に関わられているかた、担当になられたばかりのかた、そして担当を離れてしまわれるかたなど事情は様々ですが、ご参加いただいたみなさま児童書が好きで、読者に伝えるべく力を尽くして下さっているのだと感じました。
式には、今回もたくさんの作家さんにご参加いただきました。
あいはらひろゆき様、あだちなみ様、あべ弘士様、石井睦美様、鈴木のりたけ様、tupera tupera 亀山達矢様、布川愛子様、ヨシタケシンスケ様(五十音順)
受賞者のみなさんはもちろん、作家のみなさんにとっても、すてきな1日となっていたらと思います。
次回は祝賀パーティのレポートをお届けします。
お楽しみに。
(広報 今井)