2月9日(木)に青銅RoomJにて、『だからつくる調味料』の著者で、
調味料研究家のオザワエイコさんによる調味料のワークショップが行われました。
今回は、生活クラブ事業連合生活協同組合連合会(以下、生活クラブ生協)<本選びの会>※
のみなさまにご参加いただき、青銅RoomJでは初の調味料ワークショップです。
※<本選びの会>は、生活クラブ生協組合員さまによる選書会で、
第8回日本女子大学家政学部賞を受賞されています。
http://seikatsuclub.coop/activity/20151026.html
生協のみそ作りキットがきっかけで、調味料づくりに目覚めたとオザワさん。
手作り調味料は「由来がわかる」「安全」「おいしい」といったメリットのほかに、
「食卓が楽しくなる」とお話されました。
自家製しょうゆだと、お刺身もぐっと美味しくなるそう。
『だからつくる調味料』の編集を担当された内海陽子さん(写真右)も加わって、
本づくりの舞台裏までお話が広がりました。
いよいよワークショップがスタート。
最初の実演は、粒マスタードです。
すり鉢ですったマスタードシードをビンにいれ、少し塩を加えて、
あとはお酢をそそぐだけ……と、とにかくシンプルな行程に、みなさん驚かれたご様子。
すったマスタードシードをいれて
お酢をそそいで
つづいて「なににでもかけたくなる!」とオザワさん一押しの、ラー油です。
白ゴマ油に、にんにく、長ネギ、しょうがを加えて熱します。
良い匂いが、部屋いっぱいに広がって……。
炒めた熱々の油を、ヘタと種を取り除いた唐辛子と、
一味唐辛子の中へジュンとそそいだら完成です。
オザワさんの仰る通り、ご飯にもお豆腐にもかけたくなるような、
食欲を刺激する匂いがたまらない一品でした!
いよいよ実際に手を動かしていただきます。
まずは七味ならぬ、十二味(!!)づくり。
ベースとなる唐辛子だけで、2種類。
それに加えてさんしょう、青のり、けしの実、ゆず皮、
白ゴマ、黒ゴマ、麻の実、しょうが、いよかん、青じそ、
ぜんぶで12種類の素材をご用意くださいました。
人それぞれ配合が異なるので、お互いの香りの違いを楽しんでいらっしゃいました。
(後半へつづく)