ブロンズ新社公式ブログ

絵本やイベント情報についてご紹介します。

『りんごかもしれない』が授業になった!(その1)

先日、絵本『りんごかもしれない』のfacebookページに、
とある小学校の先生から
「絵本を、小学6年生の図工の題材にしたい!」というお問合せをいただきました。
絵本を読むうちに、どんどんと授業のアイディアがわいてきたそうです。
「子どもたちに図工の時間が、学校でいちばん好きな楽しい時間にしたい!
学校でもこんなおもしろいことをやっているんだ!と発信したい」と
とても嬉しいお言葉をいただきました。

もちろん、ヨシタケシンスケさんからも「どんな作品ができるかたのしみ!」と
ご快諾いただき、今週から授業がはじまっているようです。
先生から、レポートをもらいましたので、ご紹介します!


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【授業レポート・その1】

りんごのスケッチ中?
いえいえ。本物のりんごをじっくり見て、みんな「〜かもしれない」を考え中です。


実はこの前に、『りんごかもしれない』の読み聞かせを行いました。
「ありえないだろー!」なんて言いながらも顔はニコニコの6年生。
その表情から本を存分に楽しんでいる様子が伝わってきます。


そして、部屋を移るとそこには本物のりんごが!

でも、このりんごも、りんごじゃないかもしれないよ?



ひとりで、みんなで。
ワイワイ、じっくり。それぞれの方法で
「〜かもしれない」のアイデアを探っていきます。



もう一度えほんを眺めることも。
「なるほど、こういうのもアリだ!」


次の授業から、粘土・木・紙
それぞれが好きな材料を使って、
「〜かもしれない」を作っていきます。
どう作るか、これも大事な要素になります。

図工室の隣には「道具と材料に出会う部屋」があります。
「何か使えるものはないかな?」
「この糸使えそう!」
想像と現実の世界をいったりきたりして、
次回、作品づくりへと進んできます。


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※プライバシー保護のため、写真の一部を加工しています


どんな作品がうまれるのでしょうか。
私も授業に参加したくなりました!


レポートはつづきますので、お楽しみに。


(広報・まつや)