クリスマスも終わり、一気に年末ムードが高まってきましたね。
各地でかなり雪が降っているとか。
みなさん、いかがお過ごしでしょうか。
大好評発売中の『おしゃれの教科書 –女の子のための映画スタイルブック-』ですが、
リレーブログは今後も少しずつ更新できればと思っています。
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先日(といってもひと月前)、杉浦さやかさんのお誘いで、
編集担当Yとともに、あるイベントに参加してきました。
(私の中では杉浦さんとデートしたような気分になっていました!笑。)
「Twee Grrrls Club + Kino Iglu presents
"Back To School in Time Out Cafe & Diner"」
Twee Grrrls Clubのみなさんと、Kino Igluさんによる、
“Back to School”というテーマで映画と音楽、作品を解説つきで観賞するイベントでした。
トークゲストは、『ハイスクールU.S.A』(国書刊行会)の著者でもあり、
各所で映画や小説の紹介をしている山崎まどかさん。
これぞ、アメリカの高校生活!という映画の場面を少しずつ観賞。
その時のラインナップはコチラ↓
(必死に書いたので、すごい字!汗)
◎初体験/リッジモンド・ハイ(1982年)
◎バッド・チューニング(原題:Dazed & Confuzed)日本未公開(1993年)
◎ドニー・ダーコ(2001年)
◎キャリー(1973年)
◎バス男(原題:Napoleon Dynamite)日本未公開(2004年)
◎恋のからさわぎ(1999年)
車通学の様子や、ロッカーでのやりとりやプロム(卒業ダンスパーティ)、
イケてる(死語?)グループと、そうでないグループなどなど、
「This is the HIGHSCHOOL!」という場面が多数。
ブログタイトルは、私・広報Mの誕生日。
10年ちょっと前にアメリカ(とてつもない田舎町)の高校を卒業しました。
「真珠湾攻撃の日が、君の誕生日だなんて皮肉だね」と言われながら、
高校時代を過ごしていました(結果、かなり満喫しましたけれど)
ですので、このイベントはど真ん中に楽しむことができました。
良い車に乗っている男の子がモテるとか、ロッカーに好きな子の写真を貼っているとか、
どのシーンも「わかる、わかるー!」と懐かしい気もちでいっぱいでした。
中でも、イベント後すぐに観たのは『恋のからさわぎ』。(ヒース・レジャー主演)
今までどうしても『ダーク・ナイト』の印象が強かったのですが、
こんな同級生が学校にいたら、さぞモテモテだっただろうなあーと
キュンキュンしながら見ました。
劇中で(ヒースがいちばんカッコイイ場面)マーチング・バンドが出てくるのですが、
そのバンドがとてつもなく下手っぴで、全然イケていないのです!
いわゆる「吹奏楽部」はイケてないグループの代表のようなもので、
アメフトの選手やチアリーダーを盛りたてる(引き立てる)側なのです。
高校生特有のヒエラルキーもまたおもしろさの一つですね。
そして、『バス男』(すごいタイトルですね)は、
「たしかに、こういう男子、いたなあ〜」と苦笑気味に観賞。
「スクールバスで通学する人」=「イケてないグループ」なのですが、
その描かれ方も徹底的にイケていなくて、主演俳優の演技力なのか、
もう「まさに!」という感じなのです。
などなど、解説の後にじっくり観ると、
より深く映画を楽しむことができるのだ!と改めて実感。
もちろん、『おしゃれの教科書』も杉浦さんの目線で
「こんな風に映画を観ると面白い!」というポイントが詰まっていますよ!
イベントで配られたzine(パンフレット)には、
「学園ものの映画ときいて浮かぶもの」というコラムもありました。
『プリティ・イン・ピンク』(1986年)、と『ゴーストワールド』(2001年)、
どちらも『おしゃれの教科書』の中に掲載されていますよ!
映画の楽しさをたくさん教えてくれる本とともに、
年末のお休みに何を観賞しようかと今からワクワクです。
そして、年明けは甲斐みのりさんと杉浦さやかさんのトークイベントが!
年を越す楽しみが、またひとつ増えましたね〜。
★詳細はコチラ→CLICK!!
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2011年も、スタッフブログにお越しくださってありがとうございました!
ブロンズ新社は、28日からお休みをいただきまして、年明け1月5日から通常営業いたします。
来年も、続々とステキな本が出版される予定です。
今から紹介したいものがたくさんありますが、年明けの楽しみにとっておくことにします。
ではでは、みなさんも良い年をお迎えくださいね。
(広報M)
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