ブロンズ新社公式ブログ

絵本やイベント情報についてご紹介します。

「しごとば」シリーズ 初のイベント開催!

5月8日(土)『続・しごとば』の刊行を記念して、紀伊國屋書店新宿南店にて、
作者の鈴木のりたけさんによる、ミニトーク&サイン会を開催しました。


今日は「1日おしごと体験」として、鈴木のりたけさんと一緒に
“新幹線運転士”と“お花屋さん”になってもらいました。






まずは、のりたけさん自身が経験していた“新幹線運転士”。
JR東海に勤務し、実際に、お客さんを乗せて、東京−新大阪間を運転していたそうです。
当時をほうふつとさせる、帽子と制服。(実は、のりたけさんの手づくりなのですよ!)
のりたけさんから子どもたちへ質問です。
「この新幹線は何系でしょう?」「絵の中の新幹線が停まっているのは何駅でしょう?」
「アクセル/ブレーキはどこでしょう?」と聞くと、
新幹線に詳しい男の子たちが、すかさず手を挙げて答えてくれました。


つづいて、新幹線運転士が発車の前に必ず行う「発車三原則」を実演。
大きく引き伸ばした絵の前で、コスプレも完璧なのりたけさんが出発の合図を行うと、
「お〜っ!」と歓声と拍手がわきあがり、大人も大盛り上がり!
今度は、「発車三原則」を子どもたちと一緒にやってみました。





これまた手づくりの帽子と白い手袋をして、「信号270! 戸じめ点! 時刻よし! 出発進行!」と
のりたけさんの後に続いて声に出します。
1日新幹線運転士をやってくれた子には、のりたけさんから“認定証”をプレゼント。


次は、“花屋”。のりたけさんも帽子と制服を脱いで、エプロン姿に変身です。
絵の中の道具を指す棒の先についていた新幹線が、いつのまにかひまわりに変わっています。
そんな小さなポイントも、子どもたちはちゃんと気づいていたことが感動でした。






お花屋さんは、接客に使う基本的なことばを教えてもらいました。
「しごとば」シリーズの編集担当の沖本がお客さん役です。
お客さんが「こんにちは。」と来店すると、「いらっしゃいませ。」とごあいさつ。
花束の注文が入ると、「はい、少々お待ち下さい。」といって、花束にかわいいリボンを巻きます。
そして、その花束を渡しながら「ありがとうございました」。
子どもたちも、エプロンをして、リボンを一生懸命巻いて、
とてもかわいい花屋さんになってくれました!
もちろん花屋さんの認定証も授与です。





第2部はサイン会。


今日のサインは特別バージョン。
新幹線運転士と花屋のコラボレーション!





「家族みんなでファンです。」という方たちが多かったのが印象的でした。


また、サイン会には、絵本作家の方々が来て下さって、別の意味でも大盛り上がりでした。



『こびとづかん』のなばたとしたかさん。



「番長シリーズ」の、よしながこうたくさん。



「れいぞうこくん」や「しんかんくん」の、のぶみさん。


ツーショット写真を撮り忘れてしまいましたが(ごめんなさい!)、
『まないたにりょうりをあげないこと』でデビューした
シゲタサヤカさんも来て下さいました。


初の「しごとば」書店イベント。
念入りに準備をした甲斐あって、たくさんの人の笑顔を見ることができました。
初めて人前に立ってお話をするとは思えないほど、子どもの心をつかみ、
会場の笑いを誘うトークをしてくれた鈴木のりたけさん。
次回からもバージョンアップして、みなさまに「しごとば」の魅力をお伝えできるイベントを
企画したいと思います! お楽しみに!